食品加工工場や飲食店の厨房は、実は労働災害が非常に多く発生する職場です。厚生労働省の統計でも、食料品製造業は製造業のなかで労働災害の発生件数が最も多い業種の一つとされています。 スライサーやミンチ機に手指を巻き込まれる、・・・
「労災」の記事一覧(5 / 31ページ目)
仕事による腰痛は労災になる|重量物取扱い・介護作業と会社の責任について弁護士が解説
厚生労働省が公表した令和7年の労働災害発生状況によれば、休業4日以上の死傷者数のうち「動作の反動・無理な動作」を原因とするものは2万2,166人にのぼり、転倒に次いで二番目に多い災害類型となっています。その中心を占めるの・・・
作業中の感電事故|会社の安全配慮義務違反と損害賠償請求について弁護士が解説
感電災害は、発生件数こそ他の災害類型に比べて多くはありませんが、ひとたび起これば死亡や重篤な後遺障害に直結する、極めて危険性の高い労働災害です。 電気工事の現場だけでなく、製造業の設備保全、建設現場でのクレーンや高所作業・・・
一人親方・フリーランスがケガをしたら|令和8年4月施行の法改正と注文者・元請けの責任について弁護士が解説
建設現場の一人親方、運送業の個人事業主、フードデリバリーの配達員、フリーランスのエンジニアや職人——雇用契約ではなく業務委託契約で働く方が、日本の労働現場に急速に増えています。 こうした方々は、労働基準法上の「労働者」に・・・
カスタマーハラスメントでうつ病に|令和8年10月の対策義務化と会社への損害賠償について弁護士が解説
令和8年(2026年)7月に厚生労働省が公表した「令和7年度 過労死等の労災補償状況」によれば、精神障害に関する労災請求件数は4,958件と前年度から1,178件も増加し、支給決定件数も1,082件にのぼりました。 注目・・・
「転んだだけ」では済まされない|労災で最も多い転倒災害と会社の責任について弁護士が解説
厚生労働省が公表した令和7年の労働災害発生状況によれば、休業4日以上の死傷者数は13万5,333人にのぼりました。そのうち最も多い事故の型が「転倒」で、実に3万7,195人。全体の約4分の1を占め、前年よりさらに817人・・・
職場の熱中症で倒れたら|令和7年は死傷者数1,803人で過去最多 会社の責任と補償について弁護士が解説
厚生労働省が令和8年5月に公表した「令和7年における職場の熱中症による死傷災害の発生状況」(確定値)によれば、令和7年に職場で熱中症により死亡または休業4日以上の被害を受けた労働者は1,803人にのぼり、統計を取り始めて・・・
【裁判例分析】吹田訴訟 いじめ調査アンケートの「説明義務」と、事実関係の「提供義務」――被害児童の立場から弁護士が解説
【この記事のポイント】 小学校でいじめを受けて不登校になった児童と両親が、市に損害賠償を求めた「吹田訴訟」で、大阪地裁は令和6年5月16日、市に50万円の賠償を命じました。裁判所は、学校がいじめの調査アンケートを実施する・・・
労災中の交通誘導で両脚を轢かれ右大腿切断―自己責任・持病を理由に賠償は減る?判決を弁護士が解説
※本記事は、さいたま市大宮区にある弁護士法人グリーンリーフ法律事務所の労災専門チームの弁護士が執筆しています。 仕事中の交通事故では、労災保険から給付を受けられるだけでなく、事故を起こした第三者に対する損害賠償請求が問題・・・
派遣先の解体現場でブロック塀が倒壊――派遣元の安全配慮義務が否定された事例――
※本稿は、さいたま市大宮区にある弁護士法人グリーンリーフ法律事務所の労災専門チームの弁護士が執筆しています。 派遣労働者が就業中に負傷した場合、派遣先だけでなく、雇用主である派遣元にも安全配慮義務違反を問えることがありま・・・






