判例・事例研究会

なかなか辞めさせてくれないオーナーに対して退職代行を利用して退職を実現したケース

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紛争の内容 住み込みで飲食店に勤務しているが、労働時間が長く残業代も支給されない、オーナーは昔ながらの職人であるためパワハラ的な言動が日常的に繰り返されており限界である、以前に退職を願い出たが人手不足から有耶無耶にされて・・・

退職をしたい

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事案の内容 Aさんは退職をしたいと考えていましたが、会社から退職をしないようにとほのめかされたような発言をされたため、将来性が見通せず辞めたいと思っていたにもかかわらず、辞めたいといえませんでした。上司との相談をしても解・・・

既婚男性と独身女性が、多数回、一緒に、宿泊したり、ラブホテルに滞在したりした事実があるにもかかわらず、両者の間でやり取りされたLINEの内容等に鑑みて、両者が不貞行為に及んだ事実は認定できないとされた事例 福岡地方裁判所判決令和2年12月23日(判例タイムズ1491号) (請求棄却、控訴)

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令和4年2月  弁護士 平栗丈嗣 【事案の概要】 本件は、妻が、独身女性に対し、夫と不貞行為に及んだと主張して、不法行為に基づく損害賠償請求として、慰謝料500万円を請求した事案である。 【争点】 婚姻関係にない成人の男・・・

財産分与審判に対する抗告審の変更決定に対する許可抗告事件 最高裁判所決定令和2年8月6日(判例時報2476号)

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令和3年12月  弁護士 平栗丈嗣 【事案の概要】 ⑴ 平成12年 X・Y 婚姻 ⑵ 平成29年 X・Y 離婚 ⑶ 平成30年 X→Y 財産分与の審判申立て     申立対象財産のうち、X名義建物(本件建物)にYが居住し・・・

制服の着用が義務付けられていた引越作業員について、その着替えの時間及び朝礼の時間以降は、被告会社の指揮命令下に置かれたものと評価することができるとされた事例(横浜地判令和2年6月25日 判例時報2448号93頁)

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弁護士 権田 健一郎 【事案の概要】 Yは引越関連事業を行う株式会社、XらはYとの間で雇用契約を締結し、引越作業員として勤務していたものである。Yにおいて、Xらに対し、時間外割増賃金等が支払われていなかったため、XらがY・・・

取締役の従業員(労働者)該当性(積極)  東京地方裁判所判決令和2年3月11日(判例時報2486号)

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令和3年10月  弁護士 平栗 丈嗣 【事案の概要】  Xは、Xの祖父が創業したY社に平成6年に入社し、平成20年にY社の取締役に就任し、平成25年10月、取締役を退任した。 Xは、Y社との間の雇用契約の存在を主張したの・・・

弁護士が第三者の代理人として刑事告訴をした行為について、弁護士の不法行為責任を否定した事例(東京地判令和元年10月1日 判例時報2448号93頁)

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令和3年9月 弁護士 権田 健一郎 【事案の概要】 弁護士である原告が、自身の所属する法律事務所のブログにおいて、「訴外会社2社(A社とB社)の事業には実体がないから、資金提供を持ち掛けられてもそれは詐欺話である」などと・・・

未成年者の祖母が、未成年者の母及び養父に対し、未成年者を事実上監護する祖母として、未成年者の監護者指定を求めることができるか(消極)  最高裁判所第1小法廷決定令和3年3月29日 (原審 大阪高決令和2年1月16日)

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令和3年8月  弁護士 平栗 丈嗣 本判例発表は、令和3年2月に判例事例研究会で発表した事案の、上告審決定である。原審と異なる判断がなされたため、改めて発表する。 【事案の概要】(再掲) 本件は、未成年者の祖母である相手・・・

大学院の学費、留学費用等が特別受益と認められなかった事例(名古屋高決令和元年5月17日 判例時報2445号35頁)

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  2021年7月 弁護士 権田 健一郎 【事案の概要】 X及びY1は亡AとY2との間の子であり、Y3は亡Aと前妻との間の子である。 亡Aが死亡し、相続が開始した。XがYらに対し亡Aの遺産分割を求めて申し立てた調停が不成・・・

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