事案の内容
Aさんは退職をしたいと考えていましたが、会社から退職をしないようにとほのめかされたような発言をされたため、将来性が見通せず辞めたいと思っていたにもかかわらず、辞めたいといえませんでした。上司との相談をしても解決できず辞めることを決意されました。
事案の経過（交渉・調停・訴訟など）
退職の意思表示を代わって行うこととし、有給休暇を取得したうえで退職をする旨の意思表示をしました。
本事例の結末
会社は退職の意思を受け入れ、必要な書類等の手配をしていただくことになりました。
Aさんと会社の従業員の方との関係性が良かったため、Aさんが持っていた荷物の引渡し等も特に問題なく滞りなく進むことができました。
本事例に学ぶこと
会社を辞めたいと思っていても会社を辞めるとの意思を表示できないことはあると思います。
引継ぎや、その後のことも必要にはなってきますが、退職をしたい気持ちは決定しているのに、退職の意思表示を自らできないような場合には、ご相談いただければと思います。
