店舗、駐車場などで落し物があった場合、遺失物法にもとづいて処理することになります。 店舗などの利用者が、その施設内で落し物を拾得した場合、24時間以内に、(警察ではなく)施設管理者に提出しなければなりません。24時間以内・・・
「その他」の記事一覧
落し物の取り扱い
事業者が運営している施設(オフィス、店舗、工場、駐車場・駐輪場など)内で落し物が発見された場合の取り扱いについて考えてみたいと思います。 施設利用者(店舗に買い物に来た人など)が落し物を拾ったときは、拾った時から24時・・・
信号機のない横断歩道手前での一時停止違反
先日、顧問先から質問があったのですが、現在、横断歩道での一時停止違反の取り締まりが厳しくなっているようです。信号機のない横断歩道の少し手前の歩道に人が立っており、車をやり過ごすのを待っているとき、横断歩道にさしかかった車・・・
民泊新法
民泊新法が施行されました。東京オリンピックによる外国人観光客の急増,空き家の有効活用などに期待する声も上がっております。 最大の特徴は,従来の旅館業法などよりも民泊事業に算入がしやすく,かつ規制が緩い点です。 つまり, ・・・
交通事故案件の最近の状況
当事務所では、交通事故専門チームを設けており、様々な事案を蓄積しております。 そこで、最近の傾向をご紹介したいと思います。 ①治療の打ち切りについては、従来よりも厳しくなっているように思います。 ムチウチでは、従来は6・・・
受動喫煙
受動喫煙に関する裁判例として、名古屋地裁平成24年12月13日判決をご紹介します。 原告は、同じマンション内の真下に居住する被告が,被告の居室ベランダで喫煙を継続していることにより,原告の居室ベランダ及び居室室内にタバ・・・
株価算定についての最高裁判例
今回は、非上場の株式会社の株主が,新株発行を決定した役員に対して,新株発行を行った際,既存の株主にとって著しく不公正な金額であるのに,株主総会においてその理由を説明しなかった違法があるとして,会社に代わって,22億500・・・
最近の最高裁判例(認知症高齢者の監督責任)平成28年3月1日判例
認知症の高齢者の監督責任について 今回は、認知症の高齢者A(当時91歳)が起こした鉄道事故に関し、鉄道会社が本人の家族に対して、列車が遅れたなどとして、700万円余りの損害賠償を求めた事例(最判平成28年3月1日)をご・・・
最近の最高裁の判例:女性はいつから再婚できる?
民法上、女性は前婚解消の日から6ヶ月間は再婚できないと定められていますが、先日、最高裁はその定めを憲法違反であると判断しました。 女性の再婚禁止期間が定められた当時はDNA鑑定による父子関係の早期確定技術が未発達であった・・・
行政に対する不服申立手続きについて
近時、行政に対する不服申し立てについての手続について、法改正が行われました。今回の改正の内容は、大まかにいえば不服申立てについて、 ①公正性の向上 ②使いやすさの向上 ③国民の救済手段の拡大 を目的としたものになっていま・・・