新築の建物であれば、雨漏りをする物件は「不完全」な建物だといえるでしょう。これに対して、中古の建物の場合、ある程度の経年劣化等があるものとして売られているはずです。そうだとすると、中古物件に雨漏りがあることが発覚しても、・・・
「不動産」の記事一覧(3 / 8ページ目)
隣人の迷惑行為
土地建物を購入したが、隣人の迷惑行為がひどく、住むことができないというような場合、買主は、売主、売主の仲介業者に対して、損害賠償などを請求することができるでしょうか。この点について、判例にそって考えてみました。 隣人の迷・・・
原状回復とハウスクリーニング
「退去時のハウスクリーニング費用は賃借人の負担とする」と漠然と定めた契約書を使っていませんか?その定め方では特約が無効と判断されるかもしれません。本稿では、原状回復の基礎とハウスクリーニング特約の有効性について弁護士が解・・・
賃貸アパート 賃貸マンションの原状回復
賃貸アパートや賃貸マンションについて、退去時に問題になりやすいのが原状回復です。 オーナー側からは「こんなに修理するところがあるので、どのくらい請求できるか?」など、借主側からは「こんなに請求を受けているのだけど、本当に・・・
建物所有目的での土地の賃貸借契約、借地人が死亡したらどうなる?
建物所有目的での土地の賃貸借契約の場合、その借地権は借地借家法上の保護を受けます。建物がある以上、通常はその契約期間も相当に長いことが多く、期間中に当事者に相続が発生するということもよくあることです。そこで、今回は借地人・・・
アパート敷地内の放置自動車の撤去
自動車が自分の敷地内に乗り捨てられているという場合、撤去するにはどのような手続きをとればよいのでしょうか。自動車の名義を確認する方法、自動車がクレジット返済中であるかどうかで異なるのかなどについて述べてみました。 1 は・・・
管理費等の額に差異を設ける規約改正の可否
マンションを所有するにあたりかかってくる費用である管理費・修繕積立金などは、区分所有法19条に規定があり「規約に別段の定めがない限りその持分に応じて、共用部分の負担に任じ、共用部分から生ずる利益を収取する」としています。・・・
アパートの賃料不払いに対する実力行使について
アパートの賃料不払いがあった場合、訴訟をして、明渡しの強制執行をするのが原則です。ただ、貸主が貸室から荷物を運び出す実力行使がまったく認められないわけではありません。どのような場合に認められ、どのような場合に認められない・・・
フラット35にまつわるトラブル
不動産を購入するということは、不動産投資をする方は別として、一般の方には一生に一度か数回のことだと思います。 しかし、不動産投資が一般の方にも浸透するに従い、様々なトラブルが顕在化するようになりました。 今回は、「フラッ・・・
ショッピングセンターの休館と店舗の賃料減額請求
ショッピングセンターが休館になる場合、その中にある店舗も休業せざるを得ませんが、その場合、店舗は、賃料減額請求や損害賠償請求をすることができるのでしょうか。今回は、この点について考えてみたいと思います。 1 ショッピング・・・