年末年始の弁護士業務

世間一般の方の中には、「弁護士はいつも忙しい」というイメージをお持ちの方もいらっしゃるかもしれません。確かに、定まった休みをとっていないという弁護士もいるとは思いますが、多くの弁護士がお休みをもらっている期間もあります。
それは裁判所や検察庁がお休みの年末年始です。

しかし実際には裁判所も完全に休みになるという訳ではなく、たとえば逮捕状などを発付している部署は年末年始もやっていて、警察はそれに基づいて逮捕をしたりしているのです。
事件があれば、弁護士も仕事をしなければなりません。事務所自体は休みでも、年末年始に逮捕された人の弁護人として活動したり、年明け一番に裁判所に訴状を提出するために起案している等という弁護士は、結構多いのではないでしょうか。

不規則な仕事になりがちなのは、弁護士に限ったものではなく、他にお仕事が大変という方も沢山いらっしゃるとは存じますが、働き過ぎて体を壊し、働けなくなってしまっては本末転倒です。日本人は働き過ぎだとよく言われますが、せめて年末年始くらいは、ゆっくり息抜きしたいものですね。