不倫相手に慰謝料を請求する前に確認したい3つのこと|証拠・相手の特定・時効【弁護士が解説】

配偶者の不倫を知り、相手に慰謝料を請求したい。そう考えたときに、まず確かめておきたいことが3つあります。

この3つがそろっているほど、請求の見通しを具体的に立てられます。順に見ていきましょう。

1. 不倫を示す証拠があるか

1. 不倫を示す証拠があるか

慰謝料を請求するには、配偶者と相手との間に肉体関係があったことを示す証拠が重要です。肉体関係を強く示すのは、たとえば次のようなものです。

  • ラブホテルへの出入りを写した写真や動画(探偵事務所の調査報告書など)
  • 肉体関係があったことを前提とするメッセージ
  • 配偶者や相手が不倫を認めた録音や書面

「好き」「会いたい」といったメッセージや、二人で食事をしている写真だけでは、足りないことがあります。ただし、ほかの証拠と組み合わせて評価されることもあるため、手元のものはすべて残しておいてください。

相手が「結婚している」と知っていたか

もう一つ大切なのは、相手が「あなたの配偶者が結婚している」と知っていた、または知ることができたかです。職場の同僚で結婚を知っていた、メッセージに家族の話が出てくる、といった事情が手がかりになります。

証拠の集め方に注意

証拠の集め方によっては、プライバシーの侵害などの問題になることがあります。迷ったら、集める前にご相談ください。証拠の集め方とやってはいけないことは、こちらのコラムで解説しています。〔リンク:https://www.g-furinisyaryou.jp/20260929-1/〕

2. 相手が誰か特定できているか

2. 相手が誰か特定できているか

請求するには、相手の氏名と、住所または勤務先がわかっている必要があります。請求の書面を送る先や、裁判を起こすときの送り先になるためです。

住所や勤務先がわからない場合も、あきらめる必要はありません。電話番号などの手がかりがあれば、弁護士会を通じた照会で、住所などを調べられる場合があります。

3. 時効が近づいていないか

3. 時効が近づいていないか

不倫相手への慰謝料請求は、不倫の事実と相手が誰かを知った時から3年で時効になります。知ってから2年以上たっている方は、早めにご相談ください。

内容証明郵便で請求すると、時効の完成が6か月間猶予されます。この猶予は1回限りです。その間に、示談や裁判などの手続を進める必要があります。

離婚しないで、不倫相手にだけ請求する場合

離婚しないで、不倫相手にだけ請求する場合

不倫の慰謝料は、不倫をした配偶者と不倫相手が、ともに負うものです。このため、不倫相手が慰謝料を支払うと、あとからあなたの配偶者に、負担分の支払いを求めることがあります(求償)。

そうなると、家計全体では、受け取った額が目減りします。そこで示談では、求償をしない約束と引き換えに、金額を調整するのが一般的です。

よくある質問

よくある質問

慰謝料はいくらくらいになりますか

婚姻期間の長さ、不倫の期間や回数、不倫が原因で離婚に至ったかなどで、大きく変わります。証拠と事情をお聞きすれば、具体的な見通しをお伝えできます。

相手が「既婚者だと知らなかった」と言っています

相手が本当に知らず、知らなかったことに落ち度もない場合は、請求が認められないことがあります。相手が知っていたことを示す事情を、一緒に整理しましょう。

自分で請求してもよいですか

ご自身で請求することもできます。ただし、脅しと受け取られる言い方や、相手の職場への連絡などは、かえってトラブルのもとになります。請求の前に、一度ご相談ください。

相談の前に確認・準備していただくもの

相談の前に確認・準備していただくもの
  • 不倫を示す証拠の写し(写真、メッセージの画面、録音など)
  • 相手の氏名
  • 相手の住所・勤務先・電話番号のうち、わかるもの
  • 不倫を知った日(だいたいで構いません)
  • 相手が結婚を知っていたことがわかる事情

グリーンリーフ法律事務所にご相談ください

グリーンリーフ法律事務所にご相談ください

当事務所では、不倫相手への慰謝料請求の交渉を、着手金0円でお受けしています。弁護士費用は、回収した慰謝料の中からお支払いいただけます。

上の資料をお持ちいただくと、初回60分の無料相談で、請求額の見通しと進め方まで具体的にお伝えできます。そろっていなくても、ご相談いただけます。

この記事の監修:弁護士 時田 剛志(弁護士法人グリーンリーフ法律事務所/埼玉弁護士会所属)

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グリーンリーフ法律事務所は、設立以来35年の実績があり、18名の弁護士が所属する、埼玉県ではトップクラスの法律事務所です。
また、各分野について専門チームを設けており、専門チームの弁護士は、各担当分野について知識・経験とも豊富で、大きな強みを持っています。まずは、一度お気軽にご相談ください。

この記事を書いた弁護士:弁護士 時田 剛志

不倫慰謝料

弁護士法人グリーンリーフ法律事務所所属、埼玉弁護士会所属の弁護士。
平成27年12月登録後、不貞行為を原因とする慰謝料請求案件を多数担当。請求する側・される側のいずれの立場からも対応が可能で、証拠収集の方針から示談交渉・調停・訴訟まで一貫してサポート。力強い交渉と柔軟な解決策を武器にしており、離婚問題とも連携した一体的な解決を得意とし、依頼者の精神的負担の軽減にも配慮した対応を心がけている。