アスベスト(石綿)による健康被害というと、吹付け作業を行う職人や、解体工事に従事する作業員のことだと思われている方が少なくありません。 しかし実際には、ビルやマンション、店舗の内装を仕上げてきた内装工、ボード工、クロス職・・・
「労災」の記事一覧
労災の不支給決定・等級認定に納得できないとき|審査請求と再審査請求の進め方を弁護士が解説
労働基準監督署長から届いた一通の通知に、「不支給」の三文字。あるいは、覚悟していたよりもはるかに低い後遺障害等級。労災の手続を進めてこられた方にとって、これほど気持ちが折れる瞬間はありません。 しかし、労働基準監督署長の・・・
会社が労災を認めてくれないときの対処法|労災隠しと事業主証明の拒否について弁護士が解説
「これは労災じゃないよ」「健康保険を使っておいて」「うちは労災を使うと保険料が上がるから」——仕事中にケガをしたのに、会社からこう言われた経験はありませんか。 労災保険は、労働者を一人でも雇用していれば必ず適用される制度・・・
労災の請求には期限があります|労災保険の時効と会社への損害賠償請求権の消滅時効を弁護士が解説
労災に関するご相談で、私たちが最も残念に思う場面があります。それは、明らかに労災であり、会社にも責任があると思われる事案なのに、既に時効が完成してしまっているケースです。 「治療に専念していて、それどころではなかった」「・・・
食品工場・飲食店の切創・やけど事故|スライサーや厨房機器による労災と会社の責任を弁護士が解説
食品加工工場や飲食店の厨房は、実は労働災害が非常に多く発生する職場です。厚生労働省の統計でも、食料品製造業は製造業のなかで労働災害の発生件数が最も多い業種の一つとされています。 スライサーやミンチ機に手指を巻き込まれる、・・・
仕事による腰痛は労災になる|重量物取扱い・介護作業と会社の責任について弁護士が解説
厚生労働省が公表した令和7年の労働災害発生状況によれば、休業4日以上の死傷者数のうち「動作の反動・無理な動作」を原因とするものは2万2,166人にのぼり、転倒に次いで二番目に多い災害類型となっています。その中心を占めるの・・・
作業中の感電事故|会社の安全配慮義務違反と損害賠償請求について弁護士が解説
感電災害は、発生件数こそ他の災害類型に比べて多くはありませんが、ひとたび起これば死亡や重篤な後遺障害に直結する、極めて危険性の高い労働災害です。 電気工事の現場だけでなく、製造業の設備保全、建設現場でのクレーンや高所作業・・・
一人親方・フリーランスがケガをしたら|令和8年4月施行の法改正と注文者・元請けの責任について弁護士が解説
建設現場の一人親方、運送業の個人事業主、フードデリバリーの配達員、フリーランスのエンジニアや職人——雇用契約ではなく業務委託契約で働く方が、日本の労働現場に急速に増えています。 こうした方々は、労働基準法上の「労働者」に・・・
カスタマーハラスメントでうつ病に|令和8年10月の対策義務化と会社への損害賠償について弁護士が解説
令和8年(2026年)7月に厚生労働省が公表した「令和7年度 過労死等の労災補償状況」によれば、精神障害に関する労災請求件数は4,958件と前年度から1,178件も増加し、支給決定件数も1,082件にのぼりました。 注目・・・
「転んだだけ」では済まされない|労災で最も多い転倒災害と会社の責任について弁護士が解説
厚生労働省が公表した令和7年の労働災害発生状況によれば、休業4日以上の死傷者数は13万5,333人にのぼりました。そのうち最も多い事故の型が「転倒」で、実に3万7,195人。全体の約4分の1を占め、前年よりさらに817人・・・






