弁護士 吉田 竜二

    

はじめまして。吉田竜二と申します。

3月から事務所でお世話になっています。新人の弁護士です。

一日も早く一端の弁護士に成長するため、諸先輩方の指導を受けながら、精一杯、日々の業務に取り組んでおります。その一環として、法律相談に同席させていただくなどして、お目にかかる機会があるかもしれませんが、そのときはよろしくお願いします。

ごあいさつはこの程度にして、今回は、私が初見では太刀打ちできなかった埼玉県の一般常識について書きたいと思います。

私は群馬県の出身で、今年の3月から埼玉県で生活を始めたばかりなので、埼玉県初心者ということになります。
埼玉県初心者にとっては、業務中に遭遇する多くの言葉が新鮮に感じられます。

最近知った言葉の中でインパクトが強かったのは、先輩のメモに紛れていた「ブギン」という語でしょうか。
言葉の響きからは、非常に重厚な印象を受けます。
漢字に直してみると「武銀」ということになるようです。
字面だけみれば、金属の一種といっても通じそうです。
省略なしの正式な名称が「武蔵野銀行」だということを聞いて、初めて銀行であることが理解できました。
衝撃的な出会いであったため、今や、私の中でも「ブギン」=「武蔵野銀行」は常識です。

些細なことですが、円滑なコミュニケーションを図るためには、特定の事柄に対する認識のギャップを埋める作業が必要になる場合があります。
もとより認識のギャップが存在しないに越したことはないのですが、他人同士である以上それは望めません。
殊に同じコミュニティに属しているならば持ち合わせているであろう情報を共有していない者は埋めるべき認識のギャップが多いということになります。

そのようなことで私は埼玉県初心者から脱却すべく日々努力をしなければならないのです。
手始めとして略語から攻略していきたいと思っています。