森記念財団都市戦略研究所が、2023年7月13日に発表した「日本の都市特性評価」によれば、さいたま市の合計スコアにおける順位は、136都市(東京除く)中24位ということです。
この評価は、経済・ビジネス、研究・開発、文化・交流、生活・居住、環境、交通・アクセスの各分野の様々な指標をスコア化し、その合計点で分析されたものということです。
合計スコアの1位は大阪市、2位が横浜市、3位名古屋市、4位福岡市、というようになっていますが、さいたま市は、経済・ビジネスが24位、研究・開発が19位、文化・交流が25位、生活・居住が34位、環境が89位、交通・アクセスが23位ということのようです。
また、各アクター(シングル、ファミリー、シニア、観光客、経営者、従業員)が都市に求めるニーズを設定し、ニーズに対応した指標をもとにスコア化した場合については、さいたま市は、経営者の場合で136都市中16位ということでした。
以上を踏まえますと、さいたま市は、全国の都市と比較してもビジネスや研究がし易く、経営者のニーズを比較的満たしている都市、ということができると思われます。


■この記事を書いた弁護士
弁護士法人グリーンリーフ法律事務所
弁護士 野田 泰彦
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