弁護士 相川 一ゑ

弁護士が活動しているのは、何も裁判の場だけではありません。もちろん、裁判所で調停や訴訟などの事件をやることも大切な業務の一つではあるのですが、弁護士は日本弁護士連合会という日本の弁護士全体が所属している団体のほかに、各地域の弁護士会に必ず所属することになっています。埼玉であれば、「埼玉弁護士会」という弁護士団体があり、私も所属しております。
弁護士会には、内部に委員会というものが複数あり、各委員会で特色のある様々な活動をしています。大体の委員会は、月に1回程度委員会の会議を開いているのですが、新型コロナウイルスの影響で、この委員会の会議にも大きな変化が起こりました。それは何かというと、委員会の会議がTeamsやZOOMといったWebを使った方式で、盛んに行われるようになった、ということです。もちろん弁護士の中にも色々な方がおりますので、元よりネットを積極的に利用して活動しているという方もたくさんおられると思いますが、裁判所がいまだにファクシミリを使っていることからも明らかなとおり、実は法曹界というのはアナログなものが多く残っているのです。
今回、ウイルスの感染拡大を阻止するため、緊急事態宣言などが出され、裁判所だけではなく弁護士会も随分活動が制限されました。その中でも、各委員会の会議を積極的にWeb会議で行うことになったというのは、弁護士にとっては非常に便利になったといえます。
 私としても新型コロナウイルスの収束が一刻も早く実現されるよう祈るばかりではありますが、コロナ禍の中にあって、Web会議が普及したことは思わぬ副効用であったと感じています。