弁護士 森田 茂夫

私が所属している埼玉弁護士会は、韓国の仁川(インチョン)弁護士会と交流があり、今年は日本の弁護士が韓国に行く、来年は韓国の弁護士が日本に来る、という形で年に1回交流をしています。

2泊3日の交流ですが、テーマを決めて真面目にセミナーをやったり、観光に行ったり、夜は懇親会をします。
韓国に行くと、飲むのはビールか焼酎(韓国語で「ソジュ」と言います)で、昨年韓国に行ったときは大いに飲んで盛り上がりました。

焼酎を少し入れ、これをビールで割ったものを「爆弾」と言いますが、お互いに腕を組んで一気に飲んだりします。
最近、日本ではあまりはやらない飲み方ですが、親しくなるにはいい飲み方です。韓国人の弁護士もそれほど英語がうまいというわけではありませんが、酔ってくれば不思議にお互いに英語でコミュニケーションができるようになります。
ただし、何を話したのか、翌日覚えていないことも多いです。

最近、日本と韓国の関係は、領土問題、慰安婦問題などでよくありませんが、こういう交流をしていると韓国人に悪感情は持ちません。単なる旅行でもいいですから、いろいろな国の国民が行き来をすることはいいことだと思います。