趣味のお話

今回は、弁護士業務とは離れて、私の趣味について書いてみようと思います。
私には、悲しいことにあまり趣味と胸を張って言えるものがないのですが、数少ない趣味らしきもののなかに、スキューバダイビングがあります。

このスポーツの一番の魅力は、言うまでもなく、海の深い青色や、カラフルな熱帯魚、サンゴなど、普段は目にできない美しい世界に出会えるところです（特に我らが埼玉県は、海なし県ですから、海と聞くだけで胸が高鳴ってしまいますよね。）。

また、全ての生物の起源が海にあったということで、人間もまた海に入ることにより自分が地球の生物の中の一つであることを、改めて思い起こさせるのではないかな、とも感じます。このような点も魅力の一つかもしれません。

泳ぎが苦手な方、寒いのが嫌だという方、海や川が怖いという方には、全く理解できないかもしれませんが、私はスポーツが苦手であるにも拘わらず、なぜか水泳だけは得意で、暑いよりは寒い方がマシ、海や川などの水場が大好きとあって、学生時代にたまたま体験したスキューバダイビングの魅力に、すっかり取りつかれてしまったのでした。

とはいえ、皆様のご想像どおり（？）私ども弁護士というのは、なかなかまとまった休みがとれず、スキューバダイビングのためだけにちょくちょく休むといったことは当然できません。したがって、私の場合はスキューバダイビングが趣味といっても、定期的に潜れていないのが現実です。

学生の頃は時間はあれどもお金がなく、社会人になればお金は（本当に少～しだけ）あっても時間がないので、「全く人生はままならないものだなあ」などと思いつつ、私も連休が取れたあかつきには、是非ともエメラルドグリーンの海に潜りたいなどと、仕事の合間に思いを巡らせ、日々業務に取り組んでおります。