弁護士 森田 茂夫

先日、公正証書遺言を作る機会があり、公証人に、遺言をする人が入院している病院まで出張してもらいました。

その際、公証人と話をしたのですが、毎月30件程度、遺言書を作っており、そのうちの4~5件位は、遺言を作る人の自宅や入院先の病院、施設などに出張しているそうです。
そして、遺言を作る人の多くは、財産がたくさんある資産家ではなく、財産は自宅と預金だけというような普通の人とのことでした。

これまで遺言は、一部の資産家が作るものという観念があったと思うのですが、実際はそうではなく、世の中はもっと進んでいるようです。